韓国を利用した事業詐欺・金融詐欺に注意

意外と多い韓国人との金銭トラブル

2010年から韓国現地より様々な情報を発信、執筆してきましたが、その中で金銭トラブルや投資トラブルの相談も数多く受けました。そのため、本日はそうした経験を踏まえた事例を挙げてみたいと思います。

共同事業のトラブル(焼肉店の共同事業)

日本人AさんとUさんから当時ブログにメッセージを頂き、相談したいことがあるとの事で弊社のソウルオフィスにやって来られました。1年ほど前に、日本語の達者な韓国人Qと友達になり、食事や観光を一緒に楽しむ中、ソウルで一緒に焼肉屋さんをしませんか?という提案をもらったそうです。インテリア費用を投資して頂ければ利益は折半だったそうで・・・・

韓国人との共同経営ってヤバイの?

きちんとした手順を踏めば、共同経営も悪い話ではないと思いますが、大きなお金が動く場合は権利関係を韓国の法律でしっかりとした契約を結ぶことが必要です。

共同事業のトラブル(2000万円の投資)

韓国人Qの人柄に惹かれ、AさんとUさんは2000万円のお金を調達。日本にやってきた韓国人Qさんに『現金』でお金を手渡しました。受け取ったのは『サイン入りの預かり証』と『借用書』。ところが何か月たっても音沙汰無し。そこで法人の状況を照会した結果、『個人事業者の代表者〇〇〇』。共同経営ではなくその韓国人Qの名義になったまま。インテリア工事も全くされていないので問い詰めるとAさんとUさんが女性だという事もあってか、逆切れする始末。私の提案で刑事事件にした方が良いという判断もあり、韓国内のパートナーの法律事務所を紹介する事にしました。

何がヤバイの?

まず、最低限必要なのは『国際送金』によって国際的に証拠を残すことです。手渡しで現金を渡してしまうと、領収証であろうと預かり証であろうと、韓国内の裁判所での立証がかなり困難になる可能性があります。
借用書+韓国の身分証明書のコピー+金融機関の送金(控えを取っておく)

共同事業のトラブル(まとめ)

以前、韓国の法律事務所を紹介した後、AさんとUさんから連絡が途絶えてしまいました。おそらく、お二人が苦戦した可能性は高いと思われます。人を信じることは大切ですが、トラブルが起こった場合のために、きちんとした証拠を取っておくことが重要です。そうすることで、問題が起きた際に有利な立場を保つことができます。韓国語の借用証もダウンロード販売しておりますのでご利用くださいs。

管理人

私は、2010年からアメブロで「ソウルの達人ブログ」を執筆しております。最近はあまり更新しておりませんが、何かのヒントとなるかもしれませんので、ご覧いただければ幸いです。
https://ameblo.jp/koreaoppa/

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